導入:わがまま上等!理想のデュアルライフは「バランス」が命
ブログ読者の皆さん、こんにちは!デュアルマムです。「教育とビジネスのデュアルライフ準備室」へようこそ。
前回の記事で、私たちは「クアラルンプール(KL)一択」を捨て、マレーシアの主要三都市(KL、ペナン、ジョホールバル/JB)比較検討の旅を始めました。今回はその「リモート偵察」第一弾の記録です。
正直に言います、
私の理想は「教育」「ビジネス」「生活環境」「コスト」のすべてを諦めない
という、かなりわがままなものなんです。
どれか一つを犠牲にするなんて、家族の未来を賭ける移住計画ではしたくない。でも、家族の未来を賭けるのだから、わがままで何が悪い!と開き直って進めています。
今回は、このわがままを叶えるための第一歩、「都市の絞り込み」と、具体的な「理想の動線シミュレーション」について、正直な葛藤も含めて書いていきます。
三都市比較を早々に「KL vs JB」に絞り込んだ理由(ペナン・サヨナラ)
結論から言うと、三都市比較はあっさり終了し、KL近郊 vs ジョホールバル(JB)の二択になりました。
ペナンを候補から外した決定的な理由
ペナンは食文化の魅力も大きく、憧れもありましたが、現時点での「最優先仮説」に基づき、早期に候補から外しました。
- 日本との「動線」:やはり、一時帰国やビジネスでの行き来のしやすさが重要です。フライトの便数やルートを考えると、日本へのアクセスの点ではKL近郊に分があると感じました。
- ビジネスチャンス:脱サラした私自身が海外でのビジネス展開(TCGショップ開業)を強く望んでいます。TCGショップ開業の市場として、ビジネスのハブであるKL近郊や、シンガポールに近いJBの方が機会が多いという現時点での仮説を優先しました。
結果、私たちは「教育とビジネスのバランス」という軸で、KL近郊エリアとJBエリアを深掘りすることに決めたのです。
【超実践編】デュアルマム流!リモートで住居エリアを絞り込む方法
「KL近郊のモントキアラ?JBのテブラウ?いきなりなぜ?」と思った方もいるかもしれません。ここからは、私たちが具体的なエリア選定に用いた、時間と労力を節約するための地道なリモート調査方法を公開します。
ステップ1:志望校候補と生活拠点のリストアップ
まずは子どもたちの教育計画から、譲れない条件(カリキュラム、各国籍比率、活気など)でインターナショナルスクール候補を絞り込む作業から始めました。
そして、それらの志望校、さらに生活に必要なスーパー、モールなども含めてすべてGoogleマイマップを作成してプロットします。
ステップ2:理想の生活動線の設定
次に、日々の生活における「移動時間」を最小限にするための理想の生活動線を設定しました。移動時間を減らすことが、子どもの学習やビジネスの準備に充てる時間を確保する鍵だと考えています。
ステップ3:ストリートビューでのリアルチェック
ステップ2の動線条件を満たすコンドミニアム候補の周辺を、Googleマップのストリートビューで徹底的に徘徊しました。「本当にこの道を子どもと歩けるか?」「夜の雰囲気はどうか?」をバーチャル現地調査で確認し、具体的なエリアを絞り込みました。
KL近郊エリア徹底解剖:通学の利便性 vs トータルコストの葛藤
この調査方法で絞り込まれたKL近郊の候補エリアは、モントキアラ、プチョン、プトラハイツの3つです。
JBエリア徹底解剖:シンガポール隣接都市の「面白み」と「未知」への不安
シンガポールに隣接するジョホールバル(JB)は、教育移住の観点からも新興開発が進んでおり、魅力的な候補です。
候補エリア: Taman Mount Austin、Molek Pine、Desa Tebrau
まとめ:リモート偵察を経て見つかった次のステップ(行動を具体化する)
このシミュレーションでわかったことは、どの都市も一長一短で、ネット上の情報やストリートビューだけでは「最終的な答え」は出ないということです。
しかし、このリモート偵察の最大の収穫は、「実際に足を運んでみないと分からない」という諦めではなく、「次のステップ(現地見学)という具体的な目標」ができたことです。KL近郊とJBに絞り込めたことで、次のアクションが明確になりました。
漠然とした「海外移住したい」という夢から、「KL/JBで現地調査をする」という具体的な行動へ。この過程を正直に綴ることで、同じように不安を抱える読者の方の背中を少しでも押せたら嬉しいです。
【今後の計画】
次のステップとして、今後、今回のエリア絞り込みを踏まえて、KL近郊 vs JBの具体的な「家賃・コンドミニアム相場」を徹底比較する記事を掲載予定です。まずは、今回の偵察でクリアになった次の目標に向けて、具体的な行動を積み重ねていきます。



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