実家の両親、ごめんなさい。新春デパート激走劇と、わが家の「ポケカ投資」のリアル

デュアルマムの日常

「お願いだから、今すぐB館5階に走ってきて!」

2026年1月2日。 初売りに沸くデパートの華やかな喧騒の中、私のスマホにパパから入ったのは、悲鳴に近い、それでいて異様に必死な「命令」でした。

これが、わが家の「新春ポケカ事件」の幕開けになるとは。 その時の私は、そして一緒にいた私の両親も、まだ知る由もなかったんです。

理由も告げられず、デパートを激走

年始に私の両親が遊びに来るのは、わが家の恒例行事。 この日も、孫たちが欲しがるおもちゃを買いにのんびりデパートへ出かけていました。

ところが、別行動をしていたパパから何度も着信。 人混みで気づかずにいると、今度は実家の母の携帯が鳴り響きました。

「パパさんから!『ママが電話に出ないから、すぐに出るように伝えて』って。何かあったみたいよ、すごく焦ってたわ!」

慌てた母に急かされ、かけ直した電話の向こうで、パパは場所だけを告げて一方的にブチッと切りました。 説明を拒むその口調に、「あ、これはたぶんポケカだな」と直感したけれど、とても両親には言えなくて。

理由もわからず困惑する両親と、すでに悟りを開いたような冷めた表情の次男を引き連れ、私はデパート内を必死に小走りで移動しました。

そして‥‥

指定された場所に辿り着くと、そこには目を疑うような大行列。 ようやく見つけたパパは、長男としっかり前の方を陣取っていました。

「とにかく、その行列の最後尾に並んで!」

開口一番、指示を飛ばすパパに、母がついに爆発。

【現場の状況】
母:怒り心頭でそのまま戦線離脱。
父: 苦笑いしつつ、パパの気迫に押されて列に合流。
次男: 「パパはいつもこうなんだよ。呆れるでしょ」とボソリ。

購入後、パパが放った一言がこれです。

「あれ?お義母さんは?あと4人分買えたはずなのに……!」

私の「母は怒っていなくなったよ」という報告を聞いて、本気で肩を落とすパパ。 その横で、7歳の次男がじぃじに向かって放った一言が、一番胸に刺さりました。

なぜ、そこまでして「シュリンク」にこだわるのか

デュアルマム
デュアルマム

正直、私もドン引きしました。でも、同時にある種の「本気度」も感じたんです。

今回のミッションで狙っていたのは、1人1ケースまで、しかも「シュリンク(外装フィルム)付き」で購入できるという、この界隈では超ラッキーな条件。

転売防止でシュリンクを剥がされるのが当たり前の今、未開封のまま確保できることは、将来的にわが家の家計を支える大きな「資産」になり得ます

パパは、一度ハマるととことん突き詰める凝り性。 私はビジネス的な視点から、彼のその「異常なまでの目利き」と「収集への執念」を半分呆れつつも、半分は信頼しています。

彼が「これは並ぶ価値がある」と言い切るものは、数年後、わが家にどんな変化をもたらしてくれるのでしょうか。

泥臭い一歩の積み重ねか?!

「そんなことして、恥ずかしくないの?」 世間からはそう見えるかもしれません。

でも、わが家が描こうとしている未来を形にするプロセスは、いつだって地味で、時に泥臭く、周囲から理解されないことの連続。 あの夜道で自転車を漕いで制服を届けた夜も、このデパートで親を巻き込んで行列に並んだお正月も。

すべては、いつか家族で笑いながら「あの時は大変だったね」と言い合うための、必要なプロセスなのだと言い聞かせています。

新春早々、実家の両親には多大なる迷惑をかけましたが(後で美味しいお菓子を贈っておきました)、わが家の「成長記録」は、2026年もこんな調子でドタバタと幕を開けました。

今年はどんな年になるのでしょうか。

コメント