ストック収入がなければ「売上ゼロ」だった1ヶ月
「独立直後にまさか売上がゼロになる寸前だったとは思いませんでした。」
これは、今年の秋に私が実際に直面した、最も精神的にきつい告白です。
「脱サラ」という言葉には、キラキラした自由なイメージがつきものですが、その裏側には常に「売上が途絶える恐怖」がつきまといます。その恐怖が現実のものとなったのが、次男の入院でした。
10月、次男がEBウイルスの重症化で衰弱し、高熱と絶食が続く日々が始まりました。
原因が特定されるまでに1週間以上かかり、「自分が寝ている間に、この子が死んでしまうのでは?」という強烈な不安に襲われ、私はほとんど眠れない日々を過ごしました。
そして、ついに衰弱し入院が決まった直後、私はまさかのコロナ陽性が判明。
次男はウイルス性の可能性から隔離病棟へ。
私は自宅隔離となったため、7歳にしてたった一人で病室で過ごすという、過酷な状況に直面しました。パパは出張で不在。長男も病棟には入れず、私は自宅でコロナと戦いながら、リモートで次男と繋がるのが精一杯でした。
当然、約4週間にわたり、仕事どころではありませんでした。
もし、このときストック収入がなければ、私の売上は文字通りゼロになっていたでしょう。
この危機から私を救ってくれたのは、突発的なタスク報酬ではなく、毎月決まった額が入る「顧問料」だったのです。
Chapter 1: 独立直後の「売上ゼロ危機」と精神的な大打撃
仕事ができない現実と「ワンオペ地獄」
次男は退院後も体力回復に時間がかかり、体重は7歳児の平均を大きく下回る14kgにまで落ちてしまいました。
発熱後の自宅療養、大学病院への通院、さらに別件での検査入院、そして体力回復までの2週間以上の送迎…。それに続き、長男のADHD(注意欠陥・多動性障害)の発覚と治療も同時並行で始まりました。
私はこの約1ヶ月間、ほとんどパソコンを開くことができませんでした。
「せっかく独立したのに、仕事ができない!」という焦燥感はもちろんありました。
しかし、それ以上に恐怖だったのが、「顧客への迷惑」です。
フリーランスになって最初の緊急事態。
顧客からの信頼を失うことへの恐怖は、売上がゼロになる恐怖よりも強かったかもしれません。
顧問料がくれた「安心感」というセーフティネット
この危機を振り返って、顧問契約の存在は単なる金銭的な収入源以上の意味がありました。
- 売上ゼロ回避の功績: 実際に、ほとんど稼働できなかった月も、顧問料のおかげで最低限の生活費が確保できました。
- 精神的な救済: 「完全に無収入ではない」という安心感は、病気の子どもに向き合う親にとって、何物にも代えがたい精神的なセーフティネットでした。このセーフティネットがあったからこそ、目の前の看病に集中できたのです。
Chapter 2: 顧問契約がフリーランスにもたらす「圧倒的な価値」
私の実体験から、顧問契約というストック収入が、子育て世代のフリーランスや、海外移住を計画する人にもたらす価値を具体的に整理します。
価値1: 予測可能性(Predictability)
毎月の収入が固定されることで、生活費の計画が立てやすくなります。
特に私たちのように、「3年後のKL移住」という明確な目標を持つ家族にとって、これは極めて重要です。
- 生活防衛: 独立直後の収入変動リスクを大幅に軽減できます。
- 未来への投資: KL移住後の滞在費や、教育移住の核となる教育費の確保など、長期的な資産形成の計画が立てやすくなります。
価値2: 精神的安定(Stability)
緊急事態でも「絶対に生活が破綻することはない」という裏付けがあるため、子どものケアやご自身の休息に集中できます。
ワンオペで奮闘するママにとって、この安心感は最高の心の保険です。
価値3: 時間投資の自由(Time Freedom)
顧問以外の時間(月に28時間程度の顧問の仕事と20時間程度のAIの仕事で合計48時間程度確保しています)を、未来の目標達成への投資に振り分けることができます。
- 株式投資や資産形成の時間に充てる
- ブログ執筆や情報発信
正直なところ、KLでのTCGショップ開業準備は全然進んでいません。
今は子育てと並行して、移住資金の核となる資産形成に集中しています。
TCGビジネスについては、「夫任せ」のポケカ購入が唯一の進捗という状況ですが、このリアルな課題や、家族で乗り越えるべき今後の挑戦については、また別の機会に赤裸々に綴るかもしれません。
Chapter 3: 顧問契約をどう得たか?(前回の記事の補足と実績)
獲得方法の再確認と実績の補強
「ゼロからどう顧問先を見つけたか?」という内容はすでに以前記載済みのため、ここではその実績にフォーカスします。
顧問先を断った「葛藤」
実は、この期間中、外資系企業からカンパニーサイドの顧問のオファーをいただく機会がありました。高単価で魅力的な話です。
しかし、私はこのオファーを辞退するという苦渋の決断をしました。
「今は子育て優先の時期」という悟り
売上を増やすチャンスを断ることは、正直、葛藤がありました。
海外起業という目標を考えれば、今、稼げるだけ稼ぐべきではないか?という思いもよぎります。
でも、次男の衰弱と看病、自身のコロナ感染、そして長男のADHD発覚が教えてくれたのは、「今は子育てを中心にしなさいという時期なのでは?」という現実でした。
バリバリ働いていたら、長男の頑張りを「努力不足」と誤解し、家族関係は崩壊していたかもしれません。
人生には、売上を追うべき時期と、家族に向き合うべき時期があります。
海外移住というゴールを見据え、「無理のないペースで長期継続する」ための現実的な働き方を選びました。これが、私の「家族で歩む成長記録」のリアルです。
ただ、この葛藤は今後も繰り返されると思いますが…。
最後に、あなたの「命綱」はどこにある?
今回の「売上ゼロ危機」を通じて、私はストック収入の価値を心から痛感しました。
独立を考えているあなたにとって、緊急時に心を支えてくれる「顧問料」となるストック収入はどこにあるでしょうか?
不安定な「脱サラ」という道を歩むからこそ、予測可能で安定した収入源(ストック収入)を複数確保することが、あなた自身と家族を守るための「命綱」になります。
今後の「デュアルライフ計画」予告
今回の危機を乗り越えた今、家族は次のステップに進みます。
次回:長男のADHD発覚と、家族でどう向き合っていくか、その奮闘記を公開。
近日公開:資産形成の核となる「米国株売却益を元手に日本株に投資する計画」を具体的に公開予定。



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