正直に告白します。
移住に向けた資金計画、長男のADHD治療の検討、そして配当株投資 。これらは元・会社役員としての意地もあり、着々と進めてきました。
けれど、このブログの最大の目玉であるはずの「マレーシアでのビジネス(日本文化の輸出)」 。これに関しては、現在、進捗ゼロです。
いえ、正確には「夫の暴走に家族全員が巻き込まれて、私は思考停止している」という情けない状態でした。
「進捗」という名の、家族総出の強制ルーチン
当初は「ビジネス戦略担当」を自称して、夫に実務を任せているつもりでした 。でも、現実はもっと泥臭いものです。
今、我が家で唯一、凄まじいエネルギーで動いているのは夫です。 週末になれば最新情報を追いかけ、抽選に応募し、家電量販店を回る。それだけならまだしも、私や次男までもが「チェック活動」のルーチンに組み込まれ、コンビニや量販店へ強制連行される日々。

「将来の店舗在庫や市場調査のため」と彼は言いますが、これ、完全に巻き込み型のコレクターですよね……?
そして先日、その「狂気」がピークに達する事件が起きました。
吹雪の札幌。飛行機欠航。その時、夫は笑った
家族旅行で札幌へ行った時のことです。 記録的な吹雪で、帰りの飛行機がまさかの欠航。途方に暮れる私と子供たちを横目に、夫は不敵な笑みを浮かべてこう言いました。

……帰宅できないのはショックだけど、気持ちを切り替える。ポケカ購入ではチャンスだ。札幌の販売が今日あるはず!こんな天気なら買えるチャンスがあるはず!!
- 欠航が決まった瞬間、空港ではなく家電量販店へ直行。
- 家族総出で整理券をもらうために、吹雪の中、極寒の列に並ぶ。
- 2時間の待ち時間を経て、まさかのボックス8箱をゲット。
旅行に来てまで、しかも吹雪の中で、なぜ私たちはポケカのために並んでいるのか。 手に入れた8箱を前に満足げな夫と、寒さと疲れで引きまくっている子供たち。
その異様な光景を前に、私は確信しました。
この人の「熱量」は、もう私のコントロールを越えている、と。
なぜ私は「動けない」のか?——自己分析という名の言い訳
独立したばかりで忙しいのは事実です 。でも、本当の理由はもっと深いところにありました。
一つは、「3年後」という長期計画の罠 。
「まだ先だから」という甘えが、私の指先を止めていました。
もう一つは、「本気を出せば、すぐ形になってしまう」という無意識の抵抗。これまでのキャリアで培ったノウハウを使えば、リサーチは一気に加速するでしょう。でも、それを動かしてしまったら、もう後戻りはできない。「本当に私、マレーシアでこの『異常な熱気』をビジネスに変えられるの?」という自問自答から逃げていたのかもしれません。
私は、この夢をどこか舐めていたのだと思います 。
「完成された成功物語」なんていらない
実は、この記事を書くこと自体、すごく迷いました。「まだ何もやっていないのに、ただ夫に振り回されているだけの話を公表していいのか?」って。
でも、それじゃこのブログの意味がない。
「立派な戦略を立てる元役員」ではなく、吹雪の中でポケカのために並ばされ、自分の無力さとやる気のなさに自己嫌悪している、このカッコ悪いプロセスこそが私の「リアル」です 。
夢は未確定だからこそ、今書く
今日から、夫婦で同じスタートラインに立ちます。「成功するかわからないけれど、とにかくジタバタしてみる」 。
夫の(異常な)熱意をどうやって「家族のビジネス」に昇華させるのか 。まずは、あの札幌での8箱を無駄にしないための、等身大の調査から始めていこうと思います。


コメント