こんにちは、デュアルマムです。
前回は、ちょっとのんびり屋で人見知りな8歳の次男のことをじっくり見つめ直して、この夏に沖縄のインターナショナルスクールのサマーキャンプへ行かせる決断をしたお話をしました。世界情勢なんかの上層のリスクも頭に入れつつ、フラットに考え抜いた結果です。
これで長男とパパは「東京」、私と次男は「沖縄」。
これからのわが家が、まずは実験として動かしてみる「お試しの布陣」が、ようやく見えてきました。
今回は、私が今まさにこの現在地(2026年5月末)で必死に仕込んでいる「生成AIビジネス」への挑戦について、ちょっとドライでリアルな視点も交えながら、本音でお話ししようと思います。
私が今、裏側でこっそり仕込んでいる生成AIビジネスの中身
今、私のフリーランスとしての主軸は、大企業のAI環境に合わせた実装支援や実際にプロンプトを構築して納品するBPO業務だったりします。あとは中小企業向けに、業務の中でAIに置き換えられる領域を洗い出すコンサルティングも請け負っています。
今年の1月から4月にかけては、ありがたいことに業務委託の案件が次々と立て込んでいて、本当に怒涛の日々でした。
でも、日々の案件を必死にこなす忙しさの中で、ふと立ち止まったんです。
「他社から案件をもらい続ける働き方って、依存度が高くてちょっと危険なんじゃないか?」
「このままでいいのだろうか……」
そんな違和感をじわじわと抱き始めていたのが、ちょうど3月下旬のことでした。
そうして、そろそろ自社ビジネスにシフトしたいなぁと考えていた矢先の4月、もの凄くタイミングよく声をかけてもらいました。
誘ってくれたのは、バックエンド専門のプログラマー。
そこへさらにセミバックを担うプログラマーも加わって、最終的に私たち3人で新しいビジネスを立ち上げることになったんです。
私はフロント側の領域を専門としているから、お互いのスキルが衝突してカニバることはありません。むしろ、この3人が組んでシステムを一括提供できれば、大手企業に頼むと膨大なコストがかかるシステムを、フットワーク軽く、圧倒的に安価に提供できるようになる。
これまで予算の都合でAI導入に踏み切なかった中小企業へ、本当に必要なサービスをダイレクトに届けられるんじゃないか。という仮説が私たちの中で立ち上がりました。
「最悪、稼ぎゼロでも問題ない」という恵まれた環境をドライに活かしきる
新しいサービスを形にするには、3人で何度も壁打ちを重ねて、戦略をじっくり練るためのまとまった時間が必要です。当然、リリースしたからといってすぐにハッピーにお客さんがつくわけじゃないから、地道な営業活動の期間も見ておかなくちゃいけない。
だからこそ、私はあの大忙しだった4月を経て、5月の業務委託案件を思い切ってセーブしました。
このAIビジネスのサービス設計や、自分のホームページのリニューアルといった「未来への仕込み」に、時間を全投入することにしたんです。
普通なら、そんなこと怖くてできないかもしれません。
世の中の多くのフリーランスや起業家が、目先の生活費を稼ぐために焦って動かざるを得ない中、私には「最悪、新しいビジネスの稼ぎがゼロでも全く問題ない」という、圧倒的にリスクの低い土台があります。
- 日々の生活費(家賃や光熱費など): 夫が会社員として安定して支えてくれている
- 子どもの教育費のベース: 私自身のこれまでの資産運用(配当金など)によって、すでにしっかり確保できている
この恵まれた環境があるからこそ、時給の発生しない「未来への仕込み」に、リソースを投資できる。本当にありがたい環境だなぁと、しみじみ思います。
でも、これを単なるラッキーで終わらせるつもりはありません。
ドライに自分のアドバンテージとしてしっかり認識する。
これだけの環境が揃っていながら、リスクを怖がって次の手を準備しないことのほうが、ビジネスパーソンとしてよほど「もったいない」と思うんです。
個人では成功できない領域を見極める、ちょっとドライな眼
ビジネスはボランティアではない。
これが、元経営者としての私の基本スタンスです。
だからこそ、やるからには当然しっかり利益を狙いに行きます。でも、そのアプローチは徹底して「スモールスタート」です。
いくら机の上で綺麗な理論を組み立てて、市場調査を重ねたところで、そのサービスが本当に市場に受け入れられるかどうかは、実際にローンチしてデータを取ってみるまで誰にもわかりません。そして、タイミングも重要です。
私は前職の執行役員時代、年間で数億円規模の広告費や投資の決済を行ってきました。
大金をそれこそ湯水のように宣伝に投入した新ビジネスであっても、あっけなく失敗する。そんなビジネスの本質を、私は嫌というほど見てきました。
そしてもう一つ、私がこれまでのキャリアで痛感したのは、「大手なら資本力で強引に成功させられるビジネスでも、個人フリーランスの規模では絶対に成功できない領域が往々にして存在する」というドライな現実です。
だからこそ、自分の投資としても、まずは初期費用を抑えて小さく実験を始める。実際に市場へ出してみて、需要がないとわかったり、あるいは「これは個人が手を出すべき土俵じゃないな」と見切りがついたりすれば、そのデータをもとにサッと手を引けばいい。
このドライな機動性の高さこそが、個人がビジネスを展開する上での最強の合理性だと確信しています。
まずは実験として市場に問いかけてみる。
そのプロセス自体を、今はすごく楽しんでいます。
2026年5月末、ここから始まる新しい日常
こうして5ヶ月間の軌跡を順に辿ってきたわが家のプロセスも、ようやくこの2026年5月末の「現在地」へと追いつきました。
長男は東京の塾で自分の未来を見据え、パパは会社での出世コースから戦略的に撤退して東京に留まる覚悟を決め、次男はこの夏の沖縄サマーキャンプに向けて一歩を踏み出し、私は3人のチームで新しいAIビジネスの種をまきながら、将来の選択肢を広げるためのお試しのステップを踏み出しています。
「マレーシア一択」で始まったわが家の移住ロードマップは、状況の変化に合わせて何度も形を変え、現在は「東京×沖縄」という、2拠点生活の可能性を探るためのお試し案にたどり着きました。
でも、これが最終的な「正解」だとも、確定した未来だとも思っていません。
だってまだ、2拠点生活ができるかどうかのテストすら始まっていないんですから。これからの日々の中で、子どもの心境が変わるかもしれないし、パパの仕事に新しい展開があるかもしれない。私自身のビジネスのデータ次第で、また別の選択肢が見えてくる可能性だって大いにあります。
それでいい、と思っています。 自分一人で生きているわけじゃない。家族という、それぞれの意思を持った個体と一緒に生きているんだから、計画通りに進まないことのほうがむしろ自然。
大切なのは、「最初から決まっていた一つの正解」にしがみつくことではなく、その時々の変化に合わせてデータを集め、家族全員にとっての納得解をその都度、軽やかにアップデートしていくこと 。 答えは一つじゃない。
タイムラグを埋める記事はこれにて完了。
ここからは、リアルタイムの2026年の空気感(願望ですが)とともに、わが家が歩む日々のリアルな成長記録を無理なくお届けしていきたいと思っています。


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