未来を予測できる脳へ。子どもへのお金の教育!中学生の投資デビュー

教育移住ジャーニー

こんにちは、デュアルマムです。

前回お話しした、8歳の次男との「2年間限定の沖縄教育移住」。 私が東京を離れるまで、あと2年しかないんだな、と思うと急に焦ってきて。

東京に残って大学付属の高校を目指すって決めた13歳の長男に、一緒に暮らせる残りの時間の中で、私は一体何を伝えておけるのかな。

そう考えたときに、わが家で始まったのが、かなり実践的な「お金の教育」でした。

今回は、長男がお年玉を元手にして「株投資」を始めることになった経緯と、そこに込めた私の狙いについて、お話ししようと思います。

お金を増やす、2つのルートを教えてみる

わが家は普段から夫婦で株の話をよくするし、私の母からも日常的に相談を受けます。そんな空気を吸っているせいか、あるとき長男が「どうしたらお小遣い増やせるかなぁー」と相談してきました。学校のテストで毎回高得点を連発して、ご褒美をもらい続けるのは自分の現実としてキツい、と察したらしい(笑)

そこで私は、お金の稼ぎ方についての私の考えている現実を伝えました。

私

お金を増やす方法はね、大きく分けて2つ。自分の労働でお金を増やす方法と、お金自身に働いてもらう投資っていう方法。

中学生になって友達と渋谷やディズニーに行くようになり、お金の使い道だけは一丁前に身につけているけれど、原資はすべて親の財布。だから、私はサバサバと告げました。

私

今はママが一緒に住んでいるから気軽に渡しているけれど、高校生になってママが沖縄に行ったら、理由のない送金はしないよ。あと2年あるうちに、自分でお金を増やす基盤を作ってみたら? 教えてほしいなら手伝うよ。

この提案を、彼は彼なりに真剣に受け止めたみたいで、2つのチャレンジを決意しました。

1つは株の配当や優待をもらうこと。もう1つは「Roblox」でゲームやアイテムを作って売ること。今回は、より手っ取り早くスタートできる「株」から手を付けることにしました。

「未来を予測する」っていう、脳の訓練

タイトルに書いた「未来を予測できる脳へ」には、明確な意図があります。

長男にはADHDの特性があって、どうしても目先の興味や衝動に引っ張られがち。
でもこれからの時代、今だけを良く生きようと思っても何の保証もないんですよね。
現状を維持することのほうが、実はものすごく難しい。

私は、今の生活を維持するためには、常に「未来を見据えて、今の行動を選択する」という思考がどうしても必要になると思っています。

投資を通じて、社会とか企業の先行きを考えること。これは彼が判断に迷ったときに、「先を考えたとき、本当にこの選択で間違っていないかな?」って、ちょっと立ち止まって振り返る良い習慣になるんじゃないかと思ったんです。

それに、自分で選んだ投資先に身銭を切るわけだから、結果がどうなっても人のせいにできない。「自分が選んだことだ」って、責任感を持ついい訓練にもなるかなぁ、と。

資本金は2万円。シビアな現実と、口座開設のバタバタ

株の選び方を教えてほしい、と言ってきた長男。まず、彼が今出せる資本金(お年玉とかの貯金)を確認したら、「2万円」でした。

彼にとっては大金です。でも、私はすぐに現実を教えました。

私

あなたの資本金じゃ、配当金なんて本当に微々たるものだよ。だから、まずは自分の資本金でも『株主優待』がもらえる会社がある、株主優待が使いやすい身近な企業を選びなさい。配当は、気がついたら増えてたラッキー、くらいに思っておくの。資本金が増えてきたら、配当狙いに切り替えればいいから。

ネットの情報を教えて、買えそうな銘柄を2〜3週間かけて二人であーでもないこーでもないと検証しました。「元本割れして下がったら、未来に不要なビジネスを選んだ『自分のセンスのなさ』だよ」なんていう話も添えて(笑)

銘柄が決まって、いよいよ口座開設。ここで思わぬハードルが立ち塞がりました。

私の使う証券会社は手数料が高かったので、パパのオンライン口座を使って子どもの口座を開くことにしたんです。ところが、パパが必要書類の不備を何度も連発してしまって……。

手続きが全然進まず長男もイライラし始めたので、見かねた私が一気に巻き取りました。実務を担ったのは、結局、私。なんともわが家らしいオチがついたけれど、なんとか無事に株を購入することができました。

一所懸命働くだけじゃ足りないから、親が教える

実際のところ、株を買ったばかりの長男を見ていても、現時点で大きな変化はありません。しばらくは優待も届かないし、そう簡単には変わらないだろうなと私も冷静に見ています。いずれ優待のメリットを肌で実感したときに、行動が変わってきたら面白いな、という程度の感覚です。

ただ、私がここまでシビアにお金の話をするのは、一人の元経営者目線として、日本の労働市場の構造的な現実を嫌というほど見てきたから。

これから先、日本の貧富の差はさらに広がると思っています。
普通に就職して給料をもらうだけでは、贅沢どころか「ただ今を生きる」だけで精一杯になってしまうリスクが、本当に高い。(超エリートなら例外ですが)

実際に、私が以前勤めていた会社でも、そんな若者たちのリアルな姿を目の当たりにしてきました。

  • 節約のために手作りおにぎりだけを持参し、「出歩くとお金を使うから休日は家で寝ています」と話す20代後半男性社員
  • 「家賃負担が重くて奥さんが産休に入ると経済的に厳しい」と悩み、通勤に1時間半以上かかる都外へ引っ越していった共働きの30代前半部下

彼らは決してサボっていたわけじゃなくて、本当に一所懸命に働いていました。でも、家賃や物価の高い東京で、自分の求めるライフスタイル(年1回の帰省、年1回の温泉など)を維持しようとすると、貯金にまで手が回らないのが、今の現実なんです。

わが家と同じ環境を、うちの子どもたちが大人になったときに再現できるとは限りません。時代は明らかに難しくなっています。

だからこそ、本業の労働以外に、副業なり、お金自身に働いてもらう投資なりして、いくつかのラインを作っておく必要がある。こうした「生き方」は、残念ながら学校では教えてくれません。一所懸命にやるだけでは足りない時代だからこそ、親が現実を教えてあげるべきだと思っています。

この考え方には賛否両論あるでしょう。
他にも大切なことはたくさんある。
ただ、私がこれまでのキャリアで学んできた「教えられる生き方」はこれくらいなので、私はこの方法で彼らに伝えていきます。

13歳の小さな実験、まずは第一歩です。
もう一つの挑戦であるロブロックスのゲーム販売に向けて、6月からはプログラミング教室での海外レッスンも始まります。こちらは形になるまで1年がかりの長期戦になりそう。

次回は、少し視点を変えて、次男の学校選びについて書こうかなと考えています。

ここまで読んでくれてありがとうございました。デュアルマムでした。

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