こんにちは、デュアルマムです。
前回は、外資系メーカーで出世コースにいたパパが、長男の「東京に残る」という強い意思を受けて、自ら「転勤不可」へと人事記録をサクッと書き換えたお話を書きました。
長男とパパの「東京居残り組」の体制が内定。
さあ、そうなると、次は私と8歳の次男の番です。
いろいろと悩んで、計算して、家族会議を重ねた結果、私たちは「2年間限定の沖縄教育移住」という、我が家にとってこれ以上ないほど合理的な折衷案に着地しました。
「沖縄」という選択肢が、なぜ今、母子移住という形の着地点になったのか。その事情を書きたいと思います。
「距離・金銭・仕事」で沖縄が圧勝した理由
当初、私が次男を連れて行く目的地として、一番に描いていたのはマレーシアへの母子移住でした。
けれど、長男とパパが東京に残るとなった以上、条件をもう一度、すべてフラットにして洗い直す必要がありました。そこで、現実的な「距離」「金銭面」「仕事」という3つの物差しでマレーシアと沖縄を天秤にかけてみたんです。
そしたら、今の我が家にとっては、どう考えても沖縄の圧勝でした。
- 距離:時差がなく、移動の負担が最小限。何かあれば私がサッと東京へ戻れる距離感。
- 金銭面:激しい為替の変動(円安)リスクがない。国内の医療費の安心感や資産のスライド。
- 仕事:在宅ワークの「情報セキュリティ制約」により、海外アクセスが一切NGになったこと。
マレーシアとなればどうしても飛行機で行き来するハードルも上がります。でも沖縄なら時差はゼロだし、移動の負担も少なくて済む。私、昔の仕事の出張で「沖縄日帰り」を普通にこなしていた経験があるので、心理的には「いつでもすぐに東京へ帰れるな」という感覚なんです。
長男の大学受験をパパ1人に任せきりにするのは正直ちょっと不安もあるので(笑)、何かあったらすぐに私が東京の自宅に行ける距離感というのは、リスク管理としてもすごく合理的でした。
それに、一番シビアな「金銭面」と「仕事」の話。
私たちは過去に海外で生活していた時期があるのですが、その時に身に染みて分かったのは、「海外で日本と同等のクオリティを求めると、トータルコストは日本より高くつく」ということ。物価が安いと言われる国でも、インターナショナルスクールの学費やインフラを日本並みに整えようとすると、結局は日本のほうがコストパフォーマンスが良いケースって本当にたくさんあるんです。
さらに決定打だったのが、私の仕事。現在、私が在宅で案件をいただいている企業の「情報セキュリティ制約」が変更になって、海外からのアクセスが、たとえVPN経由であっても一切NGになってしまったんです。私のビジネスをしっかり守るためには、仕事の拠点を国内に維持することが必須条件になりました。
なぜ「2年間限定」という区切りなのか
今回の沖縄移住は、最初から「2年間」という明確な期限付きで設計しています。具体的には、次男が小学校4年生の9月から、6年生の7月までの丸2年間。
これには、私なりの理由が2つあります。
ひとつは、のんびりした性格の次男が、インターで英語をちゃんと自分のものにするには、最低でも2年はかかると踏んでいるから。1年だと、ただ新しい環境に慣れるだけであっ図に終わっちゃう可能性が高い。でも、2年あれば一定の成果は出せるんじゃないかな、と思っています。
もうひとつは、次男の人間関係への配慮です。
6年生の7月というタイミングで区切って東京に戻れば、元々いた地元の友達と一緒に中学校へ進学することができます。もちろん、その時になって本人が「俺、沖縄の中学にそのまま行きたい!」と言い出したなら、また家族会議を開いて考え直せばいいだけのこと。まずは一番リスクが低い「2年間の投資」としてスタートするのがベストだと判断しました。
目的は、最初から「インターで英語を身につけること」の一択。多くは望まない目標。
なるべく人が少ない環境がいいなと思っていて、那覇のような都市部ではなく、ちょっとのんびりした田舎の方で探してみたいな、と個人的にワクワクしながら計画を立てています。
人混みを離れ、沖縄でビジネスの種をまく
私自身、この2年間の沖縄生活には、ビジネスでもライフスタイルでも実はものすごく大きな期待を寄せています。
私はとにかく、東京のあの「過密さ」と「冬の寒さ」が本当に苦手なんです。どこへ行っても人で溢れていて、満員電車に揺られて、隣に誰が住んでいるのかもわからない環境。そこにいるだけで、日々のエネルギーを無駄に消耗しているような気がしていました。
もう少しゆったりとしたスペースのある暖かい環境で、静かに暮らしてみたい。それが、私の本音でもあります。
そしてビジネスの面では、いま東京で進めているAI関連の事業を、沖縄の地でも新しく広げてみたいな、なんて考えています。
地方でのビジネスって、東京以上に「Face to Faceの信頼関係」がびっくりするほど重視されるんですよね。だからこそ、現地では積極的にコワーキングスペースなんかに足を運んで、新しい人脈を作っていきたいです。インターの保護者コミュニティでの出会いも、ビジネスの種まきとしてはかなり面白い場所になるんじゃないかな、と睨んでいます。
もし時間と体力に余裕があれば、先日取得した古物商の認可を活かして、小さくスモールビジネスの実験をしてみるのも楽しそう。。。
「寂しさ」を合理的にアップデートする
家族が「東京」と「沖縄」の2拠点に分かれて暮らす。
そう言うと、周りの人からは「えっ、寂しくないの?」とか「家族がバラバラで本当に大丈夫?」と心配されることがよくあります。

家族がバラバラに暮らすなんて、寂しくないの?子どもたちも可哀想じゃない?

うーん、全然そんなことないです(笑)。LINEもあるし、月1回交互に行き来すれば、むしろ毎回新鮮で濃い時間を過ごせると思ってます!
今の時代、いつでも連絡は取り合える。それに、「月に1回、どちらかが行き来して家族全員で必ず会う」というルールを決めてちゃんと運用すれば、お互いに新鮮な気持ちで、いつもより中身の濃い時間を過ごせるんじゃないかとすら思っています。ちょっと心配なのは思春期の長男ぐらい(-_-;)
「家族は常に一つ屋根の下にいるべき」という古い固定観念に縛られて、誰かが無理をしたり、全員の選択肢を狭めてしまう方が、私にとってはよほど不健全に思えるのです。
それぞれの今の年齢、それぞれの今のキャリアにとって一番良い環境を選択して、それをシステムとして淡々と回していく。これこそが、我が家流の家族のあり方です。
こうして、かつてのいろんな「揺らぎ」を経て、我が家の「東京×沖縄」のデュアルライフ構想が、一番クリアな形でようやく動き出しました。
次回はまた長男のこと。ちょっと書きたいことがあります(笑)



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