こんにちは、デュアルマムです!
前(今年の1月くらいだったかな)にブログで、「13歳の長男がADHDの診断を受けて、TMS治療(磁気で脳を刺激する治療法ね)をスタートしたよ」ってお話ししたのを覚えているでしょうか。
あれから、本当に怒涛の数ヶ月でした。
気づけば季節はもう5月。
ブログの更新、すっかり止まっちゃっててごめんなさい……!
実はこの数か月間、我が家のライフプランも、ビジネスも、そして何より子どもの成長も、もの凄いスピードで「方向転換」を繰り返していたんです。
今日からは、その水面下で起きていた「綺麗事なしの、リアルで泥臭いストーリー」を、ちょっとずつお話ししていこうと思います。
まずは第1弾。2か月も前の話になりますが… 3学期の終わりに、我が家へ降ってきた「ある奇跡」のようなお話から。
ずっと clinicalに悩んできた我が家に、ついにその時が来ました。
13歳の長男、通知表の内申点が4つも上がって……ついに、あの「2」の数字が消え去ったんです。
「ママ、通知表もらったよー」ニヤニヤ顔で帰ってきた長男
始まりは、3学期の修了式の日でした。
玄関の鍵が開く音がして、入ってきた長男の顔を見た瞬間、「あれ?」って思ったんです。なんだか妙にワクワクしていて、ニヤニヤが止まらない、嬉しそうな顔。

ママ、通知表もらったよー!

……えっ?
ちょっと待って。
今までは、通知表なんてカバンの奥底にぐしゃぐしゃに丸めて隠すのが定番だったんです。こっちが「出しなさい!」って鬼の形相で詰め寄るまで、絶対に、何があっても見せようとしなかったあの長男が。
自分から進んで、誇らしげにカバンを開けている。
この時点で、直感しました。
「あ、これ、絶対に上がったな」って。
恐る恐る中身を開いてみると、本当に全体で内申が4つも上がってる。
そして、あれだけ定位置にいた「2」の文字が、どこにもない。
学校の先生からはね、「いきなり内申を10上げるのは無理だからね」なんて釘を刺されていたんです。だけど、自分の手で掴み取ったリアルな数字をじっと見つめて、彼がぽつりと言いました。

これ、徐々に上げていければ……もしかしたら、家の近所の〇〇付属高校に行けるかな?
その言葉を聞いた瞬間、胸がギューッと熱くなって。
今まで、親である私たちが「マレーシアのインターはどう?」「沖縄の学校は?」って、必死にレールを敷こう、選択肢を広げてあげようって動いていた。なのに、彼が「自分の未来」について、自分の意志で、こんなに前向きに進路を口にするなんて。
成績の数字が上がったこと以上に、彼の心の中で何かが劇的に進化している。
それが何より嬉しかったー。
「ママ、俺のことなめてる?」ピンとした封筒の衝撃
「脳のチューニング」とも言われるTMS治療。
全32回あるうちの29回までようやく終えたところなのですが、長男の日常には、あちこちに明らかな変化がポツポツと現れ始めています。
最近、私が一番ひっくり返るほど驚いたのが、学校の集金封筒でした。
いつもならね、どこかで失くしてくるか、カバンの底でベチョベチョに破れた状態で見つかるか。
文字通り「ゴミ」のようになって発掘されるのが当たり前だった封筒。
それが、ある日。
シワひとつないピンと綺麗な状態のまま、真っ直ぐ私の手元に差し出されたんです。
思わず本気で驚きすぎて、
「奇跡じゃん!どうしたのこれ!?」
って大声を上げてしまったら、長男はちょっと不満そうに、眉をひそめました。

ママ、俺のこと、なめてる?
すかさず私も言い返します。

いや、あなたの今までの凄まじい実績が、私にこれが奇跡だと思わせてるの!
そう言うと、長男は「てへへっ」と、ちょっと照れ臭そうに笑っていました。
でもね、親っていうのは因気なもので、「本当に提出物出せてるの? 本人の自称じゃないの?」って、心のどこかでちょっと疑う気持ちもあったんです(笑)。
だから後日、中学校に行く機会があったときに、担任の先生を直撃してみました。
「お母さん、長男くん変わってきましたよ!1学期は提出物が10回中0回だったのが、2学期には4回になり、3学期はなんと8回も出せるようになりました! あとは期限に間に合うように頑張るだけですね」
私の心の声:(……いや、まだ期限遅れはあるんかい!笑)
ツッコミたい気持ちはそっと胸にしまいました。でも、いいんです。「0」が「8」になった。
それだけで十分じゃないですか。
そんなに簡単に、生まれ持った特性が綺麗サッパリ治るなら誰も苦労しない。だけど、確実に本人の意識と「脳」が、良い方向へ改善に向かっている。その現実だけで、お腹いっぱいです。
前だったら、塾の宿題もどこをやればいいのかすら理解していなくて(というか忘れていて)、いつも怒られてばかりだった子が。
今では塾の前日や当日に、「あ、宿題やらなきゃ!」「模試があるから勉強しなきゃ!」って、自分から机に向かう。
これ、数ヶ月前の我が家からしたら、本当にあり得ない大きな変化なんです。
副作用の恐怖、高額な自由診療。私が現実から逃げていた過去
今でこそ、「治療して本当によかった」って心から言えます。
でも、スタートする前は、お金のことよりも何よりも「副作用への不安」が頭をぐるぐる回っていました。
TMS治療は保険適用外の自由診療です。
我が家にとっても、決してお安くはない投資。
「本当に効果があるのかな」「もし、性格が変な方向へ変わっちゃったらどうしよう……」って、
夜に一人で検索しては不安になることもありました。
だけど実際は、心配していた副作用も全くなく。
数ヶ月前のことをふと振り返ったとき、
「そういえば、私が長男を部屋で怒鳴りつける回数が、劇的に減っているな」って気づいたんです。
今まで、インターナショナルスクールの学費だ、習い事だ、教材だって、たくさんの教育費を払ってきました。
でも、「彼のこれからの長い人生にとって、一番プラスになる有益な選択を、私は初めて親として与えてあげられたかもしれない」。
今、そんな深い安堵と、確信のようなものを抱いています。
それと同時に、胸の奥からチクチクと後悔の念も湧いてくるんです。
実は私、長男が幼稚園の頃から、その「片付けられない」「すぐ物を無くす」「ものを大事に扱えず壊してしまう」「極端な不器用さ」に、ずっと違和感を持っていました。
だけど、当時の私は仕事が忙しくて。
周りの人が言ってくれる「長男くんは頭の回転が早いよね」っていう優しい言葉に甘えて、どこかで耳を塞いでいたんだと思う。
「この子はやる気がないだけ」「私の育て方が悪いのかな」って、診断を受けることから、ずっと逃げていました。
パパや祖母たちも、「うちの孫に限ってそんなわけがない」って、やっぱり現実を見ようとはしなかった。
もっと早く病院に連れて行っていれば、あんなに彼を頭ごなしに叱らなくて済んだのに。
もっと早く、彼の生きやすさを作ってあげられたのに。
だからこそ。
いま、スマホの画面の向こうで「うちの子、もしかしてADHDかもしれない……」って、一人で不安を抱え込んでいるお母さんに伝えたいです。
ADHDは、決して恥ずかしいことなんかじゃないです。
本人のやる気のせいでもないし、あなたの育て方が悪かったわけでも絶対にない。
それは脳の特性であって、現代医療の力をちょっと借りれば、アプローチの選択肢は今、たくさん用意されています。
あの時、周りの「気のせいじゃない?」っていう声を押し切って、私の意志で長男を専門医に連れて行ったあの日の判断。
私は、絶対に間違っていなかった。
今なら、心からそう思えます。
動き出したロードマップ。そして、私の「働き方」
長男の脳がアップデートされて、彼自身が「東京での高校受験」っていう明確な目標を見据え始めた。
そのことで、私たちがずっと描いていた「家族全員でマレーシアへ移住するぞ!」っていうロードマップは、心地よく裏切られ、新しく書き換わることになります。
旅の途中で、どんどん最適解を更新していく。
まさに我が家らしい「リアル・ピボット」の始まりです。
そして、そんな家族の変化と並行するように、実は私自身のビジネスでも「ある違和感」と向き合うタイミングが来ていました。
年末から4月にかけて、ありがたいことに仕事のご依頼が次から次へと立て込んで、気づけば毎日のように夜遅くまでパソコンに向かう日々。いわゆる「フルタイム並み」に忙しく働いていたんです。
でも、ある日ふと立ち止まりました。
「あれ? 子どもとの時間を大切にしながら、自分のペースで仕事をするためにフリーランスになったはずなのに。これじゃ会社員時代と何が変わったんだろう。フリーランスになった意味、なくない?」って。
決してキャパオーバーで倒れそうだったわけじゃないんです。
ただ、「自分の理想の働き方」と「本当に使いたい時間」に、もう一度本気で向き合うタイミングが来たんだな、と。
色々と試行錯誤した結果。
家族との時間も、自分のビジネスの仕込みも、すべてが良いバランスで心地よく回る絶妙なライン。
それが、私にとっては月「80時間」という稼働データでした。
業務委託を思い切ってゼロにした理由。 そして、フリーランスとしての「自分軸」をカチッと定めた、私のリアルな時間戦略。
次は、そんな私の働き方の転換について、少しお話ししようと思います。
今度は、、、またすぐにお会いしましょう。 デュアルマムでした。



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